今回はギターにはなぜこんなに魅力があるのかを、僕なりに言語化してみます。
ギターの事をちゃんと知る事が上達につながるはずです。
【魅力1 シンプルで美しい】
ギターってめちゃくちゃ単純に言えば、弦を弾くだけの楽器です。
とにかくシンプルです。
でもだから深くて難しくて美しいです。
一生かかっても究める事は不可能なんだと思います。
ずっと探求できる楽しさがあります。
【魅力2 世の中の認知度が高い】
例えばプロのチャップマンスティック奏者です、と言われてどうでしょうか?
まずチャップマンスティックがなにかわからないと思います。
ではプロのギタリストです、と言われたら日本ではすげぇとなります。
それだけギターという楽器の認知度が高いからです。
つまりギターが上手いというのは、少なくとも日本ではとても価値が高い事なんですね。
だからあなたがギターを上手くなればなるほど、あなたの価値が急激に上がっていく事を意味します。
まあ認知度が高いという事はライバルが多いという面があります。
でもそこは心配しなくて大丈夫です。
結局ほとんどの方が中途半端で辞めてしまうので、ひたすら地道に続けていけば才能がなくてもいずれは突出する可能性がかなり高いです。
【魅力3 正解がない】
ギターはプロであっても弾き方がみんな違います。
つまり100人プロがいれば100個のそれぞれの正解があります。
正解があるようでない、ないようである、そういう自由であなたの個性を発揮できる楽器なんですね。
ギタリストのCharさんは「ギターに正しい弾き方なんてあってたまるかよ」と言われていました。
この言葉はギターを続ければ続けるほど正しく深いと僕は感じます。
でもだからこそ初心者の方は迷うんですね。
何が正解なのか、どう弾けば上達するのか。
僕もギター講師なので日々この疑問と向き合っています。
究極的には僕の答えはギターに正しい弾き方なんてない、自由に弾けばいいという事になります。
ただここが重要なんですが、間違っている弾き方は明確にあってそれをレッスンでお伝えする事はかなり意識しています。
それがひとつは体を痛める弾き方です。
ギターは健康器具です。
体を痛める弾き方は絶対に間違っていると僕は断言します。
あともうひとつはミスをする確率が高い弾き方です。
押弦のミスをしやすいとか、弾く弦を間違えるとか、自分の意図とは違う音を出してしまう。
その確率は出来るだけ低くしていく事はとても重要です。
今回は以上です。
最後にCharさんのShinin' You, Shinin' Dayという僕が好きな曲を貼っておきます笑
とくに左手に注目です。
僕が生徒様に最初にお伝えする3本指奏法でとても楽に押弦されています。
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