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小寺 宣

スペースワンの社長がかっけぇ

今日はめずらしくトレンドの話です。


民間ロケットカイロスの打ち上げ失敗がいま話題ですね。


僕はロケット開発のことはまったくわかりません。


でもこの社長の記者会見に僕はとても共感しました。


ギタリスト、ミュージシャンの僕たちが学ぶべき言葉がここにあると思いました。


社長が言ったことをそのまま書きます。




「ひとつひとつの試みの中に新しいデータがあり、経験があり

それらが全て今後の新しい挑戦へ向けての糧だと考えている。


これが会社としての文化だと

考えてもらえればありがたい。


私どもは諦める気はいっさいありません。」




僕が一番響いたのはこれが文化だと言ったことです。


おそらくビジネス的にも社長はそうとう痛いと思うんですが、この言葉はめちゃくちゃカッコイイですね。


僕はとても共感しました。


ギターを志すと本当にうまくいかない事ばかりです。


毎日下手すぎる自分に落ち込みます。


でもそれでも諦めずにあの手この手で砂を食べながら上達を目指す、それがギタリスト達の文化です。


だから僕は最近特に、


効率よく上達とか、上級者の練習の法則だとか、これさえやれば、みたいなギター講師の言葉が嫌いです。


でもマーケティングのためにそう言わざるをえない事情がギター講師にはあって、難しいところです。


まあとにかく僕のところに習いにきてくださっている生徒様は、ひとつひとつの積み上げが一番大切だという事をわかっていてください。


それさえわかっていればそう簡単にはギターに挫折しません。



AIの発達でこれだけ便利な世の中で、なぜギターという大変めんどくさい楽器がこんなに人気なのか、それはみんな血を流すくらい夢中になれるものを求めているからじゃないのかなと思っています。


血をどれだけ流したか自慢をしちゃうのがギタリストの文化だと思っています。


あきらめないやつが最強、これがギタリストの世界です。


さあ今日もなにかひとつ積み上げていきましょう~( ´ ▽ ` )

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