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小寺 宣

生徒様へのお願い

今日は生徒様へ遠慮せずになんでも希望を言ってください、という僕からのお願いです。


ちょっとだけ文章長いんですがぜひ読んでいただけるとありがたいです。




まず僕のレッスンで実際に起きた出来事をお話しさせてください。


約1年前、リモートのレッスンを開始してはじめてレッスンに来られた方があいみょんの裸の心が弾けるようになりたい、という事で入会されました。


で当然裸の心の譜面を作り、レッスンしていきます。


裸の心を弾くために必要な基礎的な技術をレッスンしながら、曲の弾き方も詳しくお伝えしていきました。


そして僕はなんとなく、「初心者の方はこんな感じで、曲が弾けるようになりたいんだな」と漠然と思っていました。




そして生徒様が少しづつ増えていく中で、ある日毎週のレッスンを受講される生徒様が現れます。


マンツーマンレッスンが1週間に1回必ずやってくるわけです。


お金も結構かかりますし、相当なギターへの情熱がなければできない事だと思います。


その生徒様にも今までと同じような感じでレッスンしていると、ある日要望がきました。



「もっと技術に特化したレッスンをしてほしい」


と。


実際にその生徒様が言われたニュアンスは少し違ったかもしれませんが、僕は要するに、


【小寺の持っている技術を厳しくていいから徹底的にレッスンしてほしい】


と言われていると感じました。



そして作ったのがギター検定です。


ギター検定の音感、リズム、左手、右手の身体操作の技術は、僕がYouTubeで戦う為に実際に使っているギターの基礎技術を書き出したものです。


やはりその毎週レッスンの生徒様は喜んでくださり僕も作って良かったと思いました。



ただここで僕はひとつ勘違いしてしまいます。


マンツーマンレッスンに来られるようなギターに熱い生徒様は、やっぱりこういう技術を習得していくような地味で鍛錬的なマッチョな練習がみんな好きなのかなと思ってしまったんですね。



そしてこのギター検定を僕のレッスンの柱としてやっていこうと、全ての生徒様に基礎技術を軸としたレッスンを始めます。


そうすると今度は別の生徒様から、



「音感と指板の位置を覚える練習はモチベーションが上がりません。これはやらないといけない事なんでしょうか…」



と言われてしまったんですね。



また僕はどうすればいいのかかなり悩みました。



さらにまた最近別の生徒様から、レッスンで取り組んだ曲が難しすぎたのでもっと簡単なものにしてもらえませんかという要望もありました。



ここで僕はやっとわかりました。


マンツーマンレッスンはやっぱり生徒様ひとりひとりの希望するレッスンや目標、好きな音楽、取り組める無理のない難易度などあらゆることをまずしっかりつかむ。


その上で次の上達への確実な一歩につながるレッスンを考えてしないといけないという事です。



システムを構築してしまって、あとはそこにすべての生徒様をはめ込めば講師側としては楽です。


レッスンへの新しい準備をする必要がないからです。


でもそれでは絶対に良いレッスンにならず、生徒様の上達にもつながらない事がよくわかりました。


これに気づいて、やっとレッスンが地に足が付いてきた感じです。


ここで最初に言いました。


生徒様へのお願いです。



僕がレッスンの内容は楽しいものになっていますか?とか、難易度は問題ないですか?とか、好きな曲でレッスンできていますか?とか聞く事がちょこちょこあると思います。


正直になんでも言って欲しいんですね。


日本人は気を使う優しい方がやっぱり多いので、それだけが心配です笑


遠慮はいっさいいりません。


僕のギター講師としての学び、成長のためでもありますし、あなたの上達のためでもあるので、遠慮せずになんでも希望を言ってください。



あと話の毛色は違いますが、レッスンをちょっと休みたい時なんかもあると思います。


1ヶ月とか2ヶ月とか休む事も全然ありだと思います。


休会の手続きは僕がPayPalのボタン1個押すだけで決済を一時停止できるんで、それも遠慮しないでください。



とにかく遠慮しないでくださいねという、ご案内とお願いでした(^^)


もっと良い教室になるようにこれからも改善していきます!

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