今回はMBTI性格診断講座の第2回です。
僕の生徒様で興味がある方がどれくらいいるかわかりません。
でもとにかく知ってほしいことはこのMBTI性格診断は
才能開花、そして空回りを防ぐことに役立つ
という事です。
音楽の世界は厳しいもので、一部の才能を開花させられた者は光を浴び輝きますが、それ以外の多くの方は誰からも求められることのない暗い世界に居続ける、これが現実です。
僕の生徒様は貴重な才能を開花させて、人から求められるようなギター人生を最高に楽しんでもらいたいと思っています。
自分の才能がよくわからないとか、努力しているけど空回りしている感じがある方はぜひこのMBTI性格診断を使ってみてください。
僕自身、音楽活動や人間関係の向上にかなり役立てています。
前回、第1機能と第2機能について解説しました。
めちゃくちゃ簡単に復習すると、
第1機能は自分がメインでほぼ無意識レベルで使っている心理機能です。
僕で言うと、第1機能は【外向直観】です。
外向というのは、他者や環境など外の世界の事です。
直観とは簡単に言うと未来の事です。
なので僕は他者や自分のまわりの未来の事をよく考えているという事になります。
たしかに僕は今がどうとかよりも、3年後、5年後、10年後の事ばかりをよく考えます。
次に第2機能はメイン機能を補助する心理機能です。
この第2機能は才能開花に最も重要だと言われています。
そして本人はあまり気づいていないけど、実はとても得意だという特徴があります。
僕で言うと第2機能は内向思考です。
なので僕は自分1人でああでもない、こうでもないと考える事がとても得意だということになります。
たしかに僕は知らず知らずのうちにこの機能を使い続けて、ギターを上達してきたし、そして人がお金を払って教わりに来てくださるようにまでなったと言って間違いないと思います。
だからあなたもぜひ第2機能を使って才能を開花させてください。
で今回は第3機能について解説します。
まず第3機能の特徴は
自分は無意識によく使いがちだけど、実は全然使いこなせていない心理機能です。
そして第3機能を使えば空回りしてしまうと言われています。
これも僕の話がわかりやすいと思うので、僕で解説します。
僕の第3機能は外向感情です。
つまり他者や環境に対して感情的になりがち、でも感情的になればなるほど空回りするという事です。
僕はこれをレッスンでよく実感します。
皆様もご存知の通り、僕の教室は体験レッスンを4回受けられます。
ですが過去に体験レッスンで1人だけ2回のレッスンでやめてしまった方がいらっしゃいます。
2回目のレッスンで、右手の指弾きのフォームをレッスンさせていただきました。
ですがその方はそのフォームでは弾きづらいと反発されたんですね。
僕は人に何かを教わるとは、歯の矯正みたいなものだと思っています。
自分の変なクセを矯正することははじめはキツいものです。
でも続けていき慣れてしまうと、今よりも上手に弾けるに決まっているんですね。
なぜなら僕が何十年といろんな経験を重ねた上でたどり着いたフォームだからです。
仮にそのフォームが間違いだったとしても、それでもまずは試しに先生の教えている内容を習得した上での判断でなければ意味がありません。
習得した上でこれは自分には合わないなと判断する事、それを素直と言います。
習得できていないのに自分には合わないなと判断する事、それを頑固と言います。
こんな内容で説得しようとしたんですが、その方は最終的に「先生の言っている事は一般的な内容と違います。私の夫もギターを弾くんですがそんな弾き方はしません」と言われました。
僕はもうこの時点でかなりイライラしていて、「もうこの人無理だ」と感情的に退会に持っていってしまいました。
たしかにこの方はかなり極端な方だったとは思います。
でも今ならとりあえず感情的になってはいけない、と自分に言い聞かせると思います。
そしてじゃあいったんこの方のやりたいように弾いてもらって、何か壁に突き当たった時にもう一回指弾きフォームの話をしてみようとします。
そうすれば僕の伝えたい事が伝わるかもしれません。
やりようは色々あったはずなんですね。
とにかく僕は感情的になりがちなんですが、感情的に判断した事はあとからいつも間違っていたと気づく事が多いです。
これが第3機能、使ってしまいがちなんですが全然うまく使いこなせていない機能です。
MBTI性格診断では、第3機能を使えば空回りしてしまうと言われています。
そしてこの空回りを防ぐためには第2機能を意識して使う事が良いと言われています。
どうでしょうか。
MBTI性格診断が実生活に色々使えるものだという事がなんとなくわかってきたんではないでしょうか。
次回第4機能についてお話しします。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。