機材沼との付き合い方
- 小寺 宣
- 2 日前
- 読了時間: 3分
音楽をやっていると機材とどう向き合うか、その考え方の軸を持っている事がとても大切だと思います。
タイトルにある機材沼というのは、ようするに次から次と機材が欲しくなってしまう事です。

たとえばアコギ本体ならMartin、Gibson、YAMAHA、Taylorとかを筆頭に他にもたくさんあります。

さらにアコギを弾く人は上達すればするほど、今度はマイクやオーディオインターフェースに目が行く時が来ます。
マイクやオーディオインターフェースもたくさんのメーカーからいろんな機材が売られています。


もう多すぎてお金がいくらあっても足りないと、これはギターをやっている人がみんな感じる事です。
でもアコギはまだマシかもしれません。
エレキギターの世界なんてもっとひどくて、ギター、アンプ、エフェクター、シールド、そしてマイクやオーディオインターフェース、最近ではプラグインなど、もうプロですら知らないメーカーの知らない機材なんてたくさんあると思います。
だから何か機材を買っても、また新しい機材に目がいきお金がかかってしょうがないという、これが沼ですね。
まずちょっと逆張りみたいになるんですが、僕は沼は全然悪くないと思っています。
沼にはまっているという事はそれだけギターや音楽にハマっている、楽しんでいるという事なので、僕は全然いいと思います。
好きな事がない、見つからないという方も多くいます。
そういう方は欲しいものがない、みたいな事をよく言っていて節約にはなるのかもしれませんが、僕はあまりうらやましい人生とは思いません。
だから沼は全然いいというか、どんどんハマっていこうというのが僕の考えです。
僕も自慢じゃないですが、18歳でギターを始めてから機材にどれだけお金を使ってきたかもうよくわからないくらい使ってきました。
たぶんざっくり計算して500万円くらいかと思います。
生徒様には僕なんかよりはるかにお金持ちの方が多いので、500万なんてたいした金額じゃないと感じると思います。
でも20代、30代と僕はいっさい売れないミュージシャンだったので、本当にお金がありませんでした。
その中で機材にお金をたくさん使っていました。
100円のお菓子を1ヶ月に1個買えるかどうかみたいな生活です。

親はさぞかし心配していた事と思います笑
でも若い時に音楽にたくさんお金を使って試してきた事は、本当にいい経験でした。
自分はどういう機材が好きか嫌いか、そして審美眼も育ったと思います。
みなさまも絶対に無駄ではないので、どんどんお金を使って試す事をオススメします。
ケチでは大成しないと僕は考えます。
ただひとつだけ重要な事なんですが、機材を扱えるだけの身体操作の能力を磨き続ける事もとても大切です。
それは右手や左手、あと脳みそですね。
機材を扱うのは自分の体であり脳です。
だから自分自身をしっかりと鍛えて、さらにいい機材を使えばそれは最強です。

でもみなさまもじゅうぶんわかっていると思います。
身体操作の能力を鍛えるのは本当に大変です。
時間もかかるし、コツコツ前向きに楽しみ続ける忍耐が必要です。
教室の生徒様はそこに飛び込んで来られた方です。
定期的なレッスンという超めんどくさい事に、時間もお金も投資されているいわば金の卵です。
身体操作の能力を鍛えるという、いちばん難しくて大変な事を積み重ねていくと他の事はもう全部かんたんです。
自分がやりたい事を好きな機材で存分に発揮できる、本当に楽しい音楽ライフが待っているので、コツコツ楽しんでいきましょう。
ギター沼は楽しいという事で、今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。


