アコギ究極の音の探求〜生鳴りか、エレアコか〜
- 小寺 宣
- 1月28日
- 読了時間: 3分
おそらくみなさん、家でアコギをアンプにつないだりせずに生音で弾いていると思います。

僕もそうです。
練習の時も、YouTubeの撮影でも、レッスンでも生音で弾いています。
でも今、エレアコの機材を新たに導入しようと考えています。

今回から数回に分けて、このブログで僕のアコギの音に関する考えや知識をお伝えしていこうと思っています。
きっと音に関しての上達のヒントがあると思います。
まずアコギは大きく言って2つの種類があります。
それはアコギとエレアコです。

どう違うかと言うと、アコギはアンプに繋ぐ事ができません。
エレアコはアンプに繋ぐ事ができます。
じゃあエレアコの方が優れているかというとそんな事はありません。
マーチンとかのかなり上のグレードのギターは普通のアコギである場合がほとんどです。

「生鳴りにこだわってます」
というマーチンのプライドをビシビシ感じます笑
じゃあエレアコはグレードが低いのかと言うとそういう事ではなく、ギブソンのハイグレード高級ギターはエレアコが多いです。

要するにギタリストは問われているんですね。
「あなたは生鳴り派ですか?
それともアンプにも繋ぐ派ですか?」と。
あなたはどちらでしょうか?
ここで考えるべき事が、アンプにつなげたい派の人はなぜアンプにつなげたいかです。
これは2つの理由があると思います。
理由のひとつ目が
大きな音を出したい
です。
例えば大きなライブハウスで弾く時に、アコギの生音では音が小さすぎます。

アコギの生音というのはなんとも微妙な音量です。
1人で部屋でストロークをするなら、ジャカジャカとうるさくご近所迷惑が気になります。
でもライブをするには音が小さいんですね。
あなたは現在、または将来的に音量を大きくする必要がある人でしょうか。
まずここを考えてみてください。
そして理由のふたつ目が
エフェクトをかけたい
です。

僕は以前にエリッククラプトンのTears in Heavenという曲をYouTubeで弾きました。
生音で弾いたんですが、いまあらためてその演奏を聞くとほんの少しリバーブをかけた方が良かったかなと思っています。
リバーブというのはいわゆるお風呂の中で歌っている時のような反響音です。

リバーブやディレイなど、アコギでかけるとより演奏の雰囲気が良くなるエフェクトがいくつかあります。
あなたは現在、または将来的にエフェクトをかけて演奏の雰囲気を良くしたい人でしょうか。
それとも生鳴りだけで勝負する、クラシカルこだわりミュージシャンでしょうか。
初心者の方であっても将来的に自分はどうしたいのかなと、ぜひ考えてみてください。
ちなみに僕はエレアコでアンプから音を出したい人です。
つまり音を大きくして、エフェクトをかけたい人です。
でもアコギ生鳴りの良さも最大限使いたいんですね。
最大限欲張りたい、それがタイトルの究極の音の探求という事です。
次回はアコギの究極的にいい音を出すための重要な知識、マイク録りとピックアップ

という話をします。
また書きますので楽しみにしていてください(^^)