ギターのモチベーションが落ちた時のために
- 小寺 宣
- 5月9日
- 読了時間: 3分
生徒様みなさん、ギターを好きで始めたと思います。
誰かにお願いされてギターを始めた人はいないと思います。
だからギターを上達したいと、モチベーションが高い時が必ずあるはずです。
でも人間というのは不思議なもので、好きなことなのにモチベーションが下がる時が必ずあります。

モチベーションが下がる理由は人それぞれだと思います。
僕がモチベーションが下がる時というのは、体調が悪い時です。
風邪をひいた時とか、肌の調子が悪い時とか、なぜかめちゃくちゃモチベーションが下がります。
こんなふうにギターのモチベーションが下がる時がみなさんそれぞれ必ずあると思います。
これは人間なんで仕方ないことです。
気をつけたいのは初心者の時、ギターを始めてだいたい5年目くらいまではかなり挫折しやすい時期なので、モチベーションが下がったらそのままやめてしまう可能性が高いことです。
5年を超えるともうギターが自分の生活の一部になっているので、やめる方が難しくなります。
そして5年を超えるとできることも増えているので、本当のギターの楽しさがわかってくる時期でもあります。

なので生徒様にはまず5年、一生懸命に続けることを目標に頑張って欲しいと思っています。
では5年を超えるためにどうするかというと、ギターを弾く目的をちゃんと考えることが大事ではないかというのが今回のテーマです。
僕は22歳の時にギターを一度挫折しています。
難しすぎて、自分には才能がないと感じ、1年くらいまったくギターに触りませんでした。

しかしいろんなきっかけがあって、24歳の時にギター講師の仕事がしたいと思い、そこからはギターをやめようかなと思ったことはなくずっと続けることができました。
ちなみに僕はべつに鉄の意志を持っているような強い人間ではありません。
やらなければいけないこと、例えば保険の支払いとか、必要な手続きとかを、やりたくなくてギリギリまで先延ばしにすることはしょっちゅうです。
でもギターだけは23年間続けることができたのは、ギター講師の仕事がしたいという強い目的があったからです。
今はその夢を叶えられたので、今度はギター講師の仕事でもっと有名になってもっとたくさんお金を稼ぎたいという目的で毎日楽しく頑張れています。

生徒様にはご自身のギターを弾く目的がなにかを、ぜひ考えてほしいと思っています。
例えば僕が生徒様に聞いた例だと、年齢を重ねた時のボケ防止としてギターを練習しているという方がいらっしゃいました。
ボケないことで人生にかなりプラスだと思うので、すごくいい目的ですよね。
他には将来の副業にしたいという方、好きなことで人に貢献して毎月いくらかお金が入ってくるならこんないいことはないですよね。
他には楽器を通じて友達と遊びたいという方もいらっしゃいました。
目的がはっきりとあると大変な初心者、中級者の時期をなんとか乗り越えられます。
あなたにとって一番自分に正直なギターを弾く目的、ぜひ見つけてください。
