ギター上達のゴール
- 小寺 宣
- 2 日前
- 読了時間: 3分
僕たちはみんなギターを上達したいです。
ではそれはなぜなのか、人それぞれ理由があると思います。
僕は20代、30代の20年間上達したかった理由は、とにかくギター講師の仕事がしたかったからです。
生徒さんからどんな要望が来ても対応できるだけの技術、知識を身につけようとしていました。
あなたもあなたらしい目的を見つけて欲しいと言う事は僕がよく言う事です。
目的は人それぞれです。
でもここだけは絶対に押さえておいてください!という事を今回はお伝えします。

ミュージシャンにとって最も重要なマインドです。
結論から言うと、それはプレゼントマインドです。

ギターが上達して自由に弾けるようになった、そこでみんなやりがちなのが技術自慢です。
「どう?すごいでしょ?」

これをやってしまいがちなんですね。
これをやられた人はどういう感想かというと、「すごいですね!(本音は興味ない)」こうなってしまいます。
大前提、人は他人に興味がありません。
特に楽器を趣味でやっている僕たち一般人に、世の中の人はいっさい興味がないんですね。
ではその中でどうすれば少しでも興味を持ってもらえるか、いいと思ってもらえるかは、プレゼントマインド、これ以外にありえません。
たとえば僕で言えば、僕が20年以上かけて学んできた上達方法をプレゼントする事である程度のフォロワーの方や生徒様がいてくださいます。
ほかに例をあげるとすると、僕は親戚の家に帰った時によくギターを弾いてと言われます。
この時におばさんがゆずが好きな事を知っている僕は、前に夏色を弾いたらとても喜んでくれました。

あとこのおばさんの妹が松田聖子さんが好きな事も僕は知っているので、今度はSweet Memoriesを弾こうとひそかにたくらんでいます。

僕個人的にはRockやFunk、Blues、Jazzなどアドリブが好きなので、いちばんそれが弾いていて楽しいです。
でもそれは僕が好きなだけで、親戚の家でギターを弾いてと言われてそれはプレゼントになっていないという事です。
ほかには例えばいま教室で行っているオンライン発表会の生徒様の演奏も、ちゃんとプレゼントになっている事にぜひ注目していただきたいです。

たとえまだまだ未熟な、つたない演奏であっても他の生徒様の参考になったり、自分も頑張ろうとモチベーションになっているんですね。
だから演奏をあげてくださった方はすでに他の生徒様にご自身の演奏がプレゼントになっています。
今自分がやっているこの音楽活動は誰にどうプレゼントになっているのか、いないのかを考える事。
それがミュージシャンにとって最も重要です。
逆に自分が楽しむ事が大事だという考えの方も楽器の世界ではよく聞きます。
もちろん自分が楽しむ事も大事なのは当たり前です。
でもそこに【プレゼントマインド】が加わる事であなたのギターが最強になります。
というかプレゼントマインドがないと、ギターが上達しても一生誰からも相手にされません。
世の中は厳しいものです(T ^ T)笑
ギターというのは僕の中では、自分もそして他人も幸せにするものだと、そうでなければいけないと思っています。
ぜひ参考にしてみてください(^^)


