レベル別上達ガイド【初心者の方編】
- 小寺 宣
- 11月11日
- 読了時間: 3分
ギターは弾く事よりも、上達こそが楽しいのではないかと僕はよく思います。
ギターの楽しみ方は人それぞれですが、少なくともまったく上達しなければイヤになってきますよね。
大切なのは今よりも一歩上達です。

遠くへ行くにもまずは目の前の一歩からしか始められません。
この目の前のたった一歩を楽しむ事がギターを長く続けるコツだと僕は思います。
そこで今回から何回かに分けて目の前の一歩を進むコツを書いていこうと思います。
まずは【初心者の方編】です。
初心者の定義は、まだ曲の形にできない方です。
例えば、
・CとかGとかFとかコードが綺麗に鳴らせられない
・リズムに乗せて演奏ができない
このふたつです。
じつはこの段階でギターをやめる方がかなり多いです。

ギターは本当に難しい楽器だと、小寺は年間2万回は言うとNASAの研究で言われています。
僕がなぜこんなにもギターは難しいと言うのか。
それはギターが比較的安価で始められて、プロがみんな簡単そうに弾いているように見えるからです。
実際にはプロは死ぬほど練習しています。
おおげさではありません。
本当に死ぬほどです。
でもそういう陰の努力は表には出てこないので、ギターを始めたばかりの方はみんな勘違いしてしまうんですね。
僕も思いっきり勘違いしていました。
僕は20代の時に、30歳までにギター講師として生計を立てようという目標で頑張りました。
今考えると甘すぎました。

僕のような才能のない人間が10年程度でなんとかなる世界ではなかったんですね。
ただ僕が良かったのはそれでやめなかった事です。
現実を知った上で、「よし、じゃあ35歳までにギター講師として生計を立てよう」と目標を立て直したんですね。
そして35歳でもなんともならず、「よし、じゃあ40歳までにギター講師として生計を立てよう」とさらに目標を立て直しました。
もういい意味でバカです笑
僕が何を言いたいかというと、初心者の時はとにかく結果を焦らない事です。
上手く弾けないのが当たり前、何にもできなくて当たり前だと思ってください。
プライドを捨てて、まずはギターに触ることを楽しんでください。
教室に毎月通い、小寺のギター愛エネルギー弾を全身で浴びてください。

そうすれば少しずつ確実にできる事が増えていきます。
それをひとつずつ喜んでいきましょう。
そしてギターを続けている自分を褒めてあげる事が大事です。
小寺はよくギター歴を自慢します。

「僕はギターを23年間真剣に続けてきた、スゴイだろ」と。
だから小寺は本物なのだと笑
たまにYouTubeで批判的なコメントをして来られる方がいます。
そんな浅い言葉で僕にダメージを与えられるわけがありません。
僕の23年は死ぬほど分厚いんです。
僕の教室の生徒様にはこのマインドを見習ってほしいんです。
ギターは上手いから凄いとかじゃなくて、真剣に続けてきた人間こそが偉く強い世界です。
まとめます。
まだまだ曲の形にならない初心者の方は、
・とにかく結果を焦らない
・続けていると間違いなくすこしずつ上達する
・ひとつひとつの少しの上達をちゃんとほめてあげる
・半年続いた、1年続いた事がすごい事を知る
ここを押さえてください。
それでバッチリです。
間違いないです。

次回は初、中級者の方の一歩進むコツを書きます。
ぜひ楽しみにしていてください(^^)


