小寺、久しぶりにアコギ改造します
- 小寺 宣
- 12月15日
- 読了時間: 3分
僕は、ギターは自分が弾きやすいようにちゃんとメンテナンスをしなければいけないとよく言います。
例えば弦高調整が一番わかりやすいと思います。
僕の教室の生徒様はみなさん意識が高いので、弦高調整をちゃんとされています。
でもよくいらっしゃるのがギターを買ってきてそのままで弾いている初心者の方です。
買ったままの状態だと大体弦高は3ミリ以上あります。
3ミリなんてプロでもまともな演奏は厳しいです。
それを初心者の方が弾いているのはただの自殺行為です。
だから楽器屋さんがもっとちゃんと弦高調整を購入した時に話して、してあげるべきです。
でも現状ほとんどの楽器屋さんが売ってほったらかしてしまうので、ギター挫折者を量産しているのは間違いない事です。

だから僕はとにかく超低い弦高調整の重要性を教室でも、YouTubeでもたくさん言ってきました。
でこれは弦高調整だけじゃないです。
ボディーやフレット、指板、弦、ナット、サドルなど、それぞれのパーツは自分が弾きやすいようにどんどん変えるべきです。
でも初心者の時はなにがいいのか、何が自分に合うのかまったくわからないと思います。
だから答えは一つです。
お金を使って、色々試す事です。

僕もいままでいろんな事を試してきました。
僕が現在やっている事でいくつか重要なものをお話しすると、
・ボディーに滑り止めを貼る
・指板にフィンガーイーススプレーを振る
・エレキギターのフレットを一番大きいフレットに変える
・フレットはニッケルにこだわる
・弦はダダリオ
・弦のゲージはアコギが1弦10、エレキギターは8.5
すべてが色々試して結果こうなったという感じです。
だから生徒様もとにかくダメ元で色々試してみてください。
試した結果、「これめっちゃいいやん!」とか、「これはあかんな」とか、「別にどっちでもいいな」とかいろんな事を感じるはずです。
それら全てが上達のために大事な経験です。
ネットで乗っているようなペラい情報を鵜呑みにするのではなく、ご自身で経験して感じた答えを大切にしてください。

でタイトルにあるように、またひとつギターをマイナーチェンジします。
今回僕は無漂白を試してみようと思っています。
無漂白というのはナットとブリッジサドルの無漂白のものです。
写真乗せておきます。


ナットやブリッジサドルは漂白と、無漂白とあって音が違うと言われています。
僕は今までアコギは漂白されたものしか使った事がありませんでした。
しかしエレキギターのフレット交換をした時に、リペアマンの方が無漂白ナットに変えてくれてこれがめちゃくちゃ音が良いんですよね。
↓これです

アコギでも無漂白を使えば音が良くなるんじゃないかと、ギターヒーローに近付くんじゃないかと笑
しばらく使ってみたらどうだったか、音は良くなったのか、ギターヒーローに近づいたのかをまたブログでシェアしますね(^^)


